松山選手の凋落、今年の復活は?

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2018-12-10

先週行われたTiger Woodsのスポンサーによるトップ18人の選手が参加するHero World Challengeはラーム選手の優勝に終わった。

彼の20アンダーに対しイーブンパーの松山選手は18位の最下位、なお主催者のTigerは1アンダーの17位であった。

この試合は2年前絶好調であった松山が優勝、Tigerは最も期待しうる若手として絶賞したが2018年は未勝利、World Rankingも昨年の5位から25位に滑り落ちたがすでに話題の対象から外れ、関心は2位から16位に下がったJordan Spiethの2019年の巻き返しに集中している。

特に2018年に目覚ましい活躍を見せたDechambeau(99位から5位)および40位から9位のFinau、 25位から10位のScaffeleなど20歳台の若手が実力を発揮し残念ながら松山選手の影は薄くなっている。

これらのYoung Playerたちのほとんどは国籍を問わず米国の大学の奨学金を獲得し、NCAAでチーム代表選手として活躍した実績を有しているが、同時に各有力大学のゴルフチームは有能なプロコーチを抱えて代表選手のレベルアップを目指している。

PGAの若手は卒業後もOff Seasonにこれらのコーチの指導を乞い、またRickie Fowlerが名インストラクターのButch Harmonコーチによって格段の進歩を遂げたことは有名である。

既存のごとく松山のWeak PointはPuttingにあり、今まで自己の才能でここまで来た彼も世界のトップレベルにとどまるためにはやはり、世界トップレベルのインストラクターの教えを乞う必要性があることは、Figure Skateの羽生選手や米国のswimmingスクールで実力を伸ばす日本代表の水泳選手、オランダで成長したSpeed Skateの女子選手を見ても明らかである。

また外国人のコーチのみならずPuttingの名手であった青木功選手に大胆に強めにパットするための精神面の指導を受けるのも効果があるかもしれない。
いずれにしても今シーズンは彼にとって復活をかける重要な時期であり、他の若手選手同様試合数を増やして少なくともシーズン最終戦FedEx PlayOffに参加しうる成績を期待したい。
残念ながら致命的に排気量が不足している石川や他の日本選手と異なり、唯一外人選手に伍して行ける身体能力、技術を持つ彼に望みをかける以外にないのが日本プロゴルフの現状であるようだ。